SBSロジコムの主役たち② 〜ギフトの箱詰めとラッピングは私たちにお任せ!〜

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今回の現場:川越物流センター支店

SBSロジコムで働く従業員たちの姿をレポートする企画「SBSロジコムの主役たち」

第2回目は、4階建ての巨大倉庫・川越物流センター支店が舞台です。

3階はさまざまな物流加工のサービス拠点。ここで流通加工の業務を支える、頼もしい3人の従業員にお話を伺いました。

1.ラッピングもセット組みもこの支店の強み

ここでの主力はお中元・お歳暮のラッピング作業

有名百貨店が扱うシーズンギフトのラッピング量は、日本一を誇ります。 毎年、この季節になると約300人ものスタッフが集まり、一斉に作業を取り組みます

また、お中元・お歳暮の時期は、食品ギフトなどのセット組み作業も繁忙期になります。

セット組みの工程は自動化も進んでいますが、ニーズが多様化している中で手動による多品種小ロットに対応できることが、川越物流センター支店の強みといえます。 こうした業務を統括するベテラン従業員が、今回登場する3人です。

2.勤務20年のラッピングのスペシャリスト

松島久美さん(2005年入社)

かつて百貨店でラッピングの仕事をしていた松島さんは、出産・育児を経てお子さんが小学校に入学したタイミングで仕事に復帰することに。ちょうどお中元のラッピングのパート募集を目にして、SBSロジコムに応募しました。最初は短期パートのつもりが、気づけば正社員になって勤務年数20年

「ラッピングは得意だったから働き始めたものの、こんなに長く続くとは思っていませんでしたね」と松島さん。

そのうち、50人程のパートの指導者に抜擢されることになりました。

「いかに綺麗に素早く仕上げるか、をテーマに指導することで生産性を向上することができ、手応えを感じました」

それと同時に、「パートさんたちもラッピングが上達すると、またここで働きたいと言って次のシーズンも来てくれるのです。これは本当に嬉しいですね」と、仕事仲間の大切さを感じたそうです。

実際にラッピングの様子を見せていただくと、包装紙の上で箱を転がしながら紙をきっちりと被せていき、あっという間に完全包装が仕上がりましたその速さと美しさ、さすがです!

指導の際には笑顔で優しく的確な教え方が印象的。きっと松島さんの人柄が、パートの皆さんの仕事への意欲を高めているのでしょう。

最もやりがいを感じたのは、日本一の出荷量にも関わらず「クレームゼロ」を実現できた時だったそうです。

「本当に達成感でいっぱいになりました。ピーク時は300人ものスタッフが作業するのですが、それぞれ責任感を持ち、力をあわせて取り組んでいたからこそ、全員で喜びを分かち合いました」

趣味は映画・ドラマ・音楽鑑賞で、特に韓国ドラマとK-POPが推しだとか。

「休日の夜は一人でゆっくりと楽しみます」

最近は断捨離にもハマっていて、家族と一緒に不要なものを捨てながら家中を整理しているそうです。

週末はしっかりとリフレッシュして、職場では大活躍。今日も笑顔いっぱいで働く松島さんの姿があります。

3.多角的に流通加工を担うディレクター

中村里美さん(2022年入社)

入社のきっかけは、松島さんと同様ラッピングの仕事を経験していたこと

中村さんにとってSBSロジコムは、物流というよりラッピングに携わるためのパートとしての職場でした。ところが、実際はお客様の目の前でラッピングして商品をお渡しするのではなく、物流センターで黙々と作業が続きます。

最初はそれに戸惑ったそうですが「お中元・お歳暮シーズンはたくさんのスタッフが同じ目標に向かって協力しながら作業をすることに、やりがいを見出すことができるようになりました」と中村さん。

繁忙期はラッピングがメイン、それ以外の時期は事務作業がメインですが、その他にも中村さんの業務は多岐にわたります。

出社すると、まずは事務所内で入出荷のリスト作成や商品データの入力、伝票作成など。その後、必要に応じて倉庫業務のサポートとして、伝票の内容通りに出荷する商品を集めるピッキングや、セット組みを終えた商品に間違いがないかの確認などで、倉庫内のあちらこちらへ。また事務所に戻ってお客様との電話やメールでの連絡・調整、翌日のスケジュール管理など・・・。

こうした業務は、最前線の現場がスムーズに作業を行うための縁の下の力持ち的な役割ですが

「さまざまな業務に携われるのは新しい発見もあって楽しいですね。それと、やるべき仕事をどうやって効率的に進めるかを考えて、うまく遂行できた時は達成感があります」と前向きに取り組んでいる様子。

中村さんのキビキビとした動きや冷静さが魅力的です。

何かトラブルがあってもスピーディに柔軟に対応することで、周りから頼りにされる、中村さんは物流のディレクター的な存在と言えます。

オフの時間は「寝るのが一番!」という中村さん。

「仕事から帰った時や休日は、時間を気にせずしっかり睡眠をとります。そうすると疲れも悩みも全部吹っ飛んで、また翌日から仕事に没頭できるのです」 と明るく笑いながら語ってくれました。

4.現場を束ねるリーダー&優秀な営業マン

沖本浩さん(1996年入社)

物流業界のことはよく分からないまま、トラックを運転することに憧れてSBSロジコムでトラックドライバーのアルバイトを始めた沖本さん

配送センターをまわりながら「トラックのハンドルを握っているだけで充実感いっぱいでしたね」という毎日だったそうです。

そのうち、倉庫での仕分け作業も手伝うようになり、「スタッフ同士でいかに協力し合えるか、いかに効率よく作業できるかを考えることが楽しくなってきました」

こうして物流の仕事にやりがいを感じた沖本さんは、正社員として本格的に働くように。キャリアアップして、現在はセンター業務課の課長という責任ある立場となりました。

有名百貨店におけるお中元・お歳暮のラッピング量日本一を誇る川越物流センター支店で、この作業の指揮をとっているのも沖本さん。元々この業務の立ち上げに関わった経緯があります。

お中元は6〜7月、お歳暮は11〜12月の繁忙期になると、短期のパートさん含め約300人体制となりますが、そこは沖本さんの腕の見せ所。

「人員募集から体制づくりの準備、実際に皆さんが集合してからの作業説明、クレームがないように正確な作業への意識統一など、まとめ役として大変なこともあります。でも、1シーズン130万件余りのラッピング作業が“クレームゼロ”だった時は最高の気分でしたね」

一方で、繁忙期以外の時期の業務拡大にも積極的に取り組んできました。

4月前後は学校の教材や体操着などのセット組み、8〜9月はカレンダーの仕分け・出荷など、沖本さんご自身が人脈を頼りに受注してきた案件だそう。

現場を束ねるだけでなく、沖本さんは優秀な営業マンでもあるのです。

「お客様に喜んでもらうことを使命として、今後も積極的に営業を続けて新たな仕事に挑戦していきたいです」

と、意欲的で向上心あふれる沖本さんにプライベートでの過ごし方をお聞きすると「ドライブ!」とひと言。

やっぱり運転することが大好きなようです。

5.まとめ

沖本さんと、頼れる部下である松島さん中村さん

今回は、流通加工のプロとして職場のリーダー的存在でもある3人の方々に登場いただきました。

この職場が好き、仕事が楽しい、充実感がある・・・などなど前向きで明るい3人の姿は、きっと他の従業員たちにいい刺激になっていると感じました。 これからも、SBSロジコムのどこかで素敵な主役たちを見つけてレポートします!

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