商品の魅力に迫る!①EC物流サービス「EC物流お任せ

近年EC市場が急拡大を続け、店舗販売を行ってきた企業のEC化も進んでいる中、SBSロジコムもお客様のE Cビジネスを支援するさまざまなサービスに注力しています。
そこで今回は、SBSグループ全体で取り組んでいる『E C物流お任せくん』というE C物流のプラットフォームサービスの魅力に迫ってみたいと思います。
1.あの高橋文哉さんがキャラクターに!
この『E C物流お任せくん』、実はイメージキャラクターになんと若手人気俳優の高橋文哉さんを起用しているのです!そこも気になりますね。
まずは『E C物流お任せくん』がどんなサービスなのか、S B Sホールディングス・グループ事業戦略部の井上泰輝さんにお話をお聞きしました。

「『E C物流お任せくん』は、これまで培ってきた倉庫管理や配送などのノウハウ、多数の拠点を活かした大量保管や出荷、さらにECサイト運用から物流のD X化まで、幅広い領域でEC事業を支えるプラットフォームサービスです。
“物流の革新を、ビジネスの成長に。”というフレーズにあるように、急激なEC化の流れの中で、E C物流のさまざまな課題を解決し、E C事業拡大を目指すお客様の戦略パートナーとなることが、私たちの使命だと考えています。このサービスは、2022年12月から開始しています」
では、高橋文哉さんが登場したのはいつからでしょうか?
「イメージキャラクターとして高橋文哉さんを起用したのは昨年の夏からです。革新的な物流サービスをアピールするには、若くて爽やかな高橋さんはピッタリだと思います。社内で起用の報告があった際、年配の男性従業員たちは“誰?”という感じでしたが、女性従業員の皆さんからは嬉しい悲鳴が聞こえてきましたね(笑)」
こんなイケメンが自分の勤めている会社でイメージキャラクターになるなんて、夢のようです!
高橋文哉さんはテレビC MをはじめwebサイトやYou Tube動画、展示会でのグラフィックツールなど、さまざまなところに登場しています。
2. ECに関わる幅広い業務をワンストップで!
さて、ここからはもう少し詳しくサービスの魅力を教えていただきましょう。
「このサービスの最大の魅力は、なんといってもECサイトの構築・運用代行から物流サービス、カスタマーサポートまで、ワンストップで提供できるとういう点です」と井上さん。
「ECビジネスに必要な業務は領域が広く、商品の入荷、検品、保管、在庫管理、ピッキング、流通加工、梱包・包装、出荷、配送などの物流業務に関しては、SBSロジコムが得意とするところです。
そして、販売用サイトの構築や運用、ささげ(採寸、撮影、原稿作成)業務、コールセンター運営、代金決済、返品対応など、物流以外の業務はこの分野における専門性の高いグループ会社が担います」
さらに、取り扱い商材も3温度帯が可能な食品、梱包がデリケートな化粧品、競争が激化するアパレルほか多種多彩。グループ会社にはそれぞれ得意分野の商材があるため、業種別のプラットフォームの構築が可能になるそうです。
このような物流機能からECサイト運用まで幅広いEC業務に対応できる高いスキルと、多業種に対応できるノウハウは、SBSが培ってきたグループ力と言えるのではないでしょうか。
3.柔軟な対応でお客様に多くのメリットを!

ワンストップでの対応、専門性の高さなどに加えて、スケールメリットによってリーズナブルにサービスを提供できることも、グループ力によるメリットのひとつ。お客様が自社で物流業務を行っている場合よりむしろアウトソーシングする方が効率的でローコストが期待できるそうです。
「すでにEC事業を行っているが物量が多くなってきて既存の物流会社では対応できなくなったお客様、よりEC事業に特化した物流サービスを利用したいお客様、これからEC事業へ販路拡大を目指すお客様など、多様なニーズに応じることができます」
と井上さんが話すように、お客様が取り扱う商品の物量や事業規模はさまざまで、それぞれのお客様に合わせて柔軟にサービスを展開しているのです。
4. EC物流に特化した戦略拠点が東西に!
SBSのEC戦略拠点:野田瀬戸物流センター
また、物流拠点についても「国内に700拠点の倉庫を持つSBSだからこそ、お客様のビジネス拡大に合わせた対応が可能になります」と井上さんが自信を持って語ってくれました。
『E C物流お任せくん』の戦略拠点として2024年2月に竣工したのが、常磐自動車道・柏I Cから4km圏内に位置する野田瀬戸物流センターです。B Sグループ最大規模の1フロア約1万坪という広さで、地上4階建ての4階フロアはすべてE C物流専用区画。入出荷や流通加工はもちろん、ECサイトの制作から商品撮影、カスタマー対応までお客様のE Cビジネスをバックアップしています。
さらに、最新鋭の物流ロボットを本格導入し、自動化や省力化を追求していることも、この拠点の特徴です。
野田瀬戸物流センターは、イメージキャラクターの高橋文哉さんが潜入したシーンがテレビC Mで公開された場所でもあります。
SBSのEC戦略拠点:物流センター八尾
物流センター八尾は2024年11月に竣工。近畿自動車道・東大阪南I Cから約2.5kmに位置するする関西エリア初のE C戦略拠点で、地上4階建て約8千坪の規模を誇ります。
東西2大拠点を軸に、SBSグループ全体で今後もE C戦略拠点を拡大していくそうです。
5.物流のD X化とロボティクスを!

LT(ロボティクステクノロジー)の実験最中
近年よく耳にする「D X」や「ロボティクス」という言葉。物流業界もこのDXとロボティクスが進展し始めています。
SBSでもいくつかの主要拠点ですでに棚搬送ロボットや仕分けロボット、無人搬送車などの最新鋭設備が導入されているそうです。

ロボティクスの検証施設「LTラボ」
ただ、導入に至るまでには入念な準備が必要とのこと。
「設備投資をする以上、導入にあたり最新技術の研究・検証は欠かせません。そこでS B SではLT(ロジスティクステクノロジー)を早期に安定運用できるようLTラボを開設しました。最新鋭設備の機能評価や実証データの収集など、スペシャリストによる検証によりLTの活用を推進し、省人化や物流品質の担保、向上を目指しています」
『E C物流お任せくん』の戦略拠点・野田瀬戸物流センターでも、このLTラボでの検証を経て、自動フォークリフトや棚搬送ロボットが活躍しています。
最後に、今後『E C物流お任せくん』をどう展開していくか将来像を井上さんにお聞きしました。
「今後、世の中のEC関連サービスはさらに拡大し、複雑になることが予想されます。私たちにとって、それは事業拡大のチャンスであるとともに、事業を成立させるためにさまざまな手法を身に着けていく必要があります。
物流は実際に商品がお客様の手元に届くまでの大事な要素となり、時代に合わせて物流サービスも進化していかなければなりません。私たちは『E C物流お任せくん』を時代に合わせて常に進化させ、その時々に最も求められる物流サービスを提供し続けます」
