SBSロジコムの推し職場① カフェテリアにピンクのヘルメット⁉9割が女性の人気職場の秘密に迫る_後編

今回の現場:【印西物流センター支店】
SBSロジコム内の従業員からの支持が特に厚い魅力的な職場を、記者がレポートをする企画「SBSロジコムの推し職場」。
パートタイマーもアルバイトも全てが自社雇用で、その9割が女性。一度働くと、ずっと続ける人がほとんどだという、とても高い定着率を持つ『印西物流センター支店』。
前編に引き続き、人気の職場『印西物流センター支店』の秘密に迫っていきたいと思います。
▼前回の記事は、こちら▼
SBSロジコムの推し職場① カフェテリアにピンクのヘルメット⁉9割が女性の人気職場の秘密に迫る_前編
1:印西物流センターについて

『印西物流センター支店』は、千葉県印西市千葉ニュータウンに2016年4月に開設。
LED照明・太陽光発電パネルを設置し環境にやさしく、事業継続計画(BCP)に配慮した災害につよい最新施設です。
SBSロジコムの3PL拠点として、文具・化粧品・おもちゃなど約20社の物流業務を担っています。
※3PLとは…「3rd Party Logistics」の略。「第三者物流」とも呼ばれ、企業の物流機能を外部の専門業者に委託することを指します。これにより、企業は物流に関わる設備投資や人材の確保、管理業務の負担を軽減し、より効率的に物流業務を運営することが可能となります。
▼印西物流センターの施設詳細は、こちら▼
SBSロジコム_印西物流センター
▼印西物流センターの記事は、こちら▼
SBSロジコムのお悩み解決レポ_化粧品編
2:前編の振り返り
前編で、記者が実際に現場へ行って・見て・疑似体験して分かった『印西物流センター支店』の魅力と推しPointを振り返ります。
|推しPoint①!働くのが楽しくなる施設の最新設備
お昼休みや休憩時間に誰でも利用できる、開放感たっぷりのおしゃれなカフェテリアは、
ナチュラルなインテリアで統一された、とても落ち着いた空間でした。


カフェテリアとは別に、多目的に使えるリラクゼーションスペースも。

これらは、世の中の「物流の職場」のイメージを根底から覆すようなインパクトがありました。
|推しPoint②!現場の声が採用され、さらに働きやすさUP
全体の9割が女性という『印西物流センター支店』ならではの職場環境の中で、現場の声が届いて採用された、女性目線のアイテムの1つがピンクのヘルメット。
女性の頭部サイズの統計をもとに設計されていて、軽量かつ通気性がよく中が蒸れにくい仕様のヘルメット。ヘアスタイルの乱れ防止になる上に、後方がロングヘアに対応した形状になっていて、髪を結んでいても着脱が簡単です。

ビブスも同様に、現場の声から取り入れられたアイテム。
夏の暑さ対策として通気性がよく速乾性があり、シャツの上から簡単に着用できてベタつかず涼しいとのことで好評を得ています。

|推しPoint③!資格取得を応援
『印西物流センター支店』では、従業員のフォークリフトの免許取得費用を自社で負担し、取得期間中の給与を保証する「資格取得支援」を実施しています。
今では、全体の約4人に1人が、フォークリフトの免許を所持するまでに。

|印西物流センター支店 推しPoint!まとめ
従業員から厚い支持を得ている『印西物流センター支店』では、居心地のよいカフェテリアやリラクゼーションスペースなどを設けることで、従業員の方々がリフレッシュして仕事に取り組めるように工夫されていて、設備の他にも、イベントなどの仕事以外のコミュニケーションの場があって楽しく働ける環境作りに力を入れているのが特徴です。
また、現場の声を聞き入れてすぐに実行してくれる風通しのよさやフォークリフトの資格取得支援など、倉庫全体の業務効率を上げながら働きやすさの改善も日々行っていました。

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3:実際に働いている人のオハナシ
このような整った職場環境が魅力の『印西物流センター支店』。
日々働いている方々は、自分たちの職場についてどのように感じているのでしょうか。
実際に働いている従業員の方に、お話をうかがってみました。
せっかくなので『印西物流センター支店』施設内のいちおしスポット、おしゃれなカフェテリアのソファ席にて。

お話を聞かせてくれたのは、笑顔が素敵なこちらのお二人。

Hさん(30代)
フォークリフトの免許を持ちバリバリ働く、入社8年目のベテラン。
8時~17時のフルタイムで週5勤務。小学生二人のママ。

Sさん(30代)
入社2年目。
9時~14時の時短勤務で週2勤務。物流業界未経験で入社。小学生のママ。
ー今回は、『印西物流センター支店』にて現役で働いているお二人に、さまざまな角度から職場の魅力を、お聞きできればと思います。宜しくお願いいたします。
Hさん・Sさん:宜しくお願いいたします!
ーまず、お二人は、どのような勤務形態で働いているのでしょうか。また、在籍期間も教えてください。
Hさん:私はフルタイムのパートで、週5日間 8時~17時まで働いています。入社して8年目ですかね。
Sさん:私は、時短のパートで週3日間 9時~14時の勤務です。働きはじめて約2年になります。
ーHさんは8年目というと、倉庫の立ち上げからの大ベテランですね!
『印西物流センター支店』に入社したきっかけは、何だったのでしょう。
Hさん:うふふふ…大ベテラン!
入社のきっかけは、子どもがいるので自宅から近い職場を探していて、ここを見付けて申し込みました。また、オープニングメンバーだったので、他の人も全員一緒にスタートできるのがいいなと思ったのもあります。
Sさん:私も本当に同じで、子どもがいるので自宅から近いというのが一番の理由です。物流関係のお仕事が未経験ということもあり、今の部署がオープニングメンバーを募集していたので応募しました。
|職場の雰囲気・働きやすさ
ーお二人の様子を見ていると、和やかで楽しそうな職場の雰囲気が伝わって来ます。実際のところは、どうなんでしょう。
Sさん:そうですね!入社前は、物流の職場というと一人で黙々と作業をしているイメージがあり、どんな仕事なのか分からず怖かったりもしました。でも、一歩踏み出してみたら意外にも女性が多く、アットホームで働きやすくて居心地がいい(笑)。
Hさん:ね!居心地いいよね(笑)。ほぼ女性で、男性は社員さんくらい。
Sさん:子どもを持つ同世代のママが多いので、理解し合える部分が多くて子育てについて情報交換できたりとか。
Hさん:うんうん。うちの部署もそう!
ー確かに、こんなにのびのびとした空気感の職場は、なかなかないかもしれませんね。
お二人ともお子さんがいらっしゃるとのことでしたが、働くママとしての視点ではいかがでしょうか。
Hさん:8年も働き続けている理由の一つでもあるのですが、子どもの学校行事や体調不良などがあった場合にも、シフトの調整をしてもらったりお休みを取りやすかったりと、融通が利くことが大きいです。
働き始めた当初は、年少と年中だった子どもたちも、今は小学生になりましたが、とても助かっています。
Sさん:シフトの時間帯は、それぞれのライフスタイルに合わせて選べるので、私は9:00~14:00の時短勤務にしています。シフトが出た後に、子どもの学校行事が決まってしまうことがあるのですが、申請してシフトの調整をしてもらっています。今まで、シフト関係で断られたり休めなかったりしたことはないです。
Hさん:ホント!断られたことがない(笑)!

ー働くママに配慮した協力体制が、しっかりと取られているのですね。それは、働きやすくて長く続けられそう!
他にも、おしゃれなカフェテリアやリラクゼーションスペースなどの職場環境が整っていることも特徴的だと思うのですが、実際に働いている方にとってはいかがですか。
Hさん:求人に応募した理由が、オープニングメンバーなことだったので、新しくて綺麗な施設で働けるのかなというのが元々ありました。このような環境なので、休憩時間にしっかりと休むことができてとても快適です。トイレとか汚かったら嫌ですしね(笑)!
|仕事のやりがい・魅力
ーそれでは、お仕事のやりがいや魅力についてはいかがでしょうか。
Hさん:仕事が大変なこともありますが、仲間と共にやり終えた時にはすごく達成感を感じます。また、自分が携わった商品をお店で見かけると嬉しくなります。
Sさん:職場の魅力は、ずばり女性が活躍しているところ!休みが調整しやすいので、仕事と家庭の両立ができるのも魅力です。
ーHさんは、支店のフォークリフトの免許取得応援制度を利用して、免許を取得したそうですが、業務面での変化はありましたか。
Hさん:私は、フルタイムで長時間勤務していることもあり、さまざまな作業を行うのですが、免許を取ったことでできる仕事の幅が広がったのが一番大きいです。それまでは、人に頼んでいた仕事も、自分でできるようになったので、より働きやすく作業効率も格段によくなりました。
ー免許を取得したことで、日々の業務がスムーズになっただけでなく仕事へのモチベーションもUPしますよね。
Hさん:そうですね!モチベーションが上がることで言うと、従業員の意見や声を聞いてくれる体制が整っていることもあると思います。例えば、夏の制服が暑いという声があれば、通気性のいいビブスに変えてくれたり、通常のヘルメットが蒸れるという声があれば、蒸れないピンクのヘルメットを採用してくれたり。
Sさん:風通しがいいので、可能な限り意見を言ってみる…みたいな。
Hさん:取り敢えず言うだけ言うみたいなところはあるよね!
一同:(笑)
ー現場の声が届きやすく、すぐに取り入れたり実行に移してくれたりするのは、働く側としては本当に助かりますし、そういった仕組み作りが整っているのは素晴らしいことですね!支店側が、従業員のみなさんを本当に大切にしているのだということが分かりました。
それでは、最後に『印西物流センター支店』の推しポイントを一言でお願いします。
Hさん:アットホーム&楽しく働ける!
Sさん:女性の働きやすさ!
ー本日は、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
4:支店長のオハナシ
実際に働いているお二人のお話を聞いて、『印西物流センター支店』が、厚い支持を得ている秘密の全容が少しずつ明らかになってきました。
続いては、このような働きやすい職場環境づくりを行い、従業員の高い定着率を保持している『印西物流センター支店』の支店長 石川さんにお話をうかがいます。
|子育て世帯がメインの職場
ー石川支店長、本日は、宜しくお願いいたします。
早速ですが、『印西物流センター支店』は、従業員の方々からの支持がとても厚いと聞いています。従業員のみなさんのモチベーションを、高く保つポイントなどはあるのでしょうか。
石川支店長:現在『印西物流センター支店』には、約200名の従業員が在籍しており、物流業界に多い派遣や隙間バイトを利用せずに、パートタイマーもアルバイトも全て自社雇用の従業員でオペレーションしています。
自社雇用ということで、入社して配属されれば、仕事を教える側も丁寧に教えますし、教えてもらう側も真剣に仕事を覚えようとしてくれます。その中で、品質を保ちながら生産性を上げて「自分たちで支店を成長させていく」という思いを共有して仕事に取り組むことで、個々のモチベーションを高く保てています。
例えば、フォークリフトの免許取得に関しても、自社雇用だからできていることでもありますし、従業員の仕事の幅を増やすことでも、それぞれが意識を高く持つことに繋がっているのではないでしょうか。

ー自社雇用であることで、従業員の方の責任感も変わりますし、仕事への取り組む姿勢にも違いが出るんですね。フォークリフトの免許取得応援制度も含めて、働く人のモチベーションを上げる相乗効果が生まれているように思えます。
石川支店長:はい。みなさんが責任感を持って仕事に向き合っているので、こちらも安心して現場を任せられているんですよ。
ー『印西物流センター支店』では、従業員の9割が女性というのも特徴ですが、女性が多いことで気を付けていることや工夫していることはありますか。
石川支店長:層としては、都内でご主人が働いている主婦の方のパートタイマーがメイン。お子さんが小学校低学年までの子育て世代が多いので、8:00~10:00の間の始業時間、終業は13:00~18:00までの短時間・長時間、それぞれのライフスタイルに合わせて時間帯を選んでいただいています。
学校行事などが重なることが多いため、シフトを組む側は、事前に対策を取るなどの調整をしているので、働く環境としてはいいと思います。
ー子育て世代が働きやすいように、きちんとサポート体制が取られているんですね。
石川支店長:他にも、お子さん関係で言うと、倉庫としてはめずらしくスマホの持ち込みを禁止していません。誓約書があり、もちろん特定の場所のみの使用になりますが、お母さんと連絡が取れるという安心感をお子さんたちに持ってもらうため、従業員からの声で取り入れた経緯があります。
|長く働き続けたいと思える環境づくり
ー従業員からの意見という点で、ピンクのヘルメットや夏場のビブスなど、従業員の方の声を聞いて採用する風通しのよさも印象的です。他にもそういった制度や事例はありますか。
石川支店長:暑さ手当として空調服の購入補助や、安全靴も会社指定ものだけではなく、自分で選べる購入補助なども行っています。
それ以外にも、倉庫内の機械や設備では、電動式のハンドリフトなども現場のリクエストに応えて導入しましたね。
ー最後の質問になりますが、働きやすい職場環境づくりについて、今後の目標や取り組みたいことがあれば教えてください。
石川支店長:そうですね。ボトムアップが主流ですので、従業員のリクエストにどれだけ応えられるか、問題が解決できるかをジャッジしながら、今後も応えられるものは応えていきたいと考えています。今の環境を維持継続するのはもちろん、より高めていきたいです。
ーさらに働きやすい職場へと進化する『印西物流センター支店』に、これからも注目しています。本日は、ありがとうございました。
5:印西物流センターの魅力まとめ
後編では、『印西物流センター支店』で実際に働く従業員の方と、それを取りまとめる支店長のお話をお聞きしました。
施設の設備が整っていることはもちろん、雇用主である支店側はシフトの調整や免許取得応援制度などのさまざまな補助制度を取り入れ、常に現場の声に耳を傾けている。一方で、働く側も、それにより責任感と高いモチベーションを持って仕事に取り組めていて、双方の協力体制の上で、働きやすい職場環境が実現し継続していました。

今回、『印西物流センター支店』に実際に行き、施設を見て現場の人のお話を聞いたことで、従業員の方々から推されている秘密に深く迫ることができたと思います。
次回の「SBSロジコムの推し職場」企画でも、魅力的な職場を深掘りレポートしていきます!
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